『自分を不幸にしない13の習慣』まとめと感想
まとめ
セルフイメージ あなたの人生を決定づける設計図
外側の顔と内側の顔
自分で自分のことをどう思っているのか どんな人間だと思っているのか
→セルフイメージ(自分自身の設計図)
人間はセルフイメージのとおりになるように無意識に動く
セルフイメージから自分の考えや行動が生まれる
セルフイメージ=自己催眠のようなもの
良い催眠だったらいいが、悪い催眠だったら解かなければならない
他者から押し付けられた間違ったセルフイメージの可能性もある
→客観的な事実と、周りの意見を切り離して考える
セルフイメージは自分の好きなように作りなおすことが出来る
「強く信じたこと」こそ事実である
自分が現実だと思ったことに反応して、行動している
→現実そのものではなく、現実の自分自身の解釈に対して反応している
間違った解釈は自分から不幸を生み出す
→間違ったセルフイメージは不幸になる
潜在意識 サーボメカニズム
→意識しなくても、目的に向かって自動的に進んでいく
ネガティブフィードバック
→間違いを修正して、目的を達成していく ネガティブフィードバック=失敗ではない
自分が本当だと信じたこと、イメージしたことをサーボメカニズムに設定してターゲットにする
ゴールのイメージを持って、ネガティブフィードバックを繰り返して学んでいく
→徐々に失敗の記憶を忘れ、成功の記憶のみを再生できるようになる
人間は目標を追いかける生き物
抽象的な目標は×
見えないゴールにはたどり着けない
「行動、振る舞いにフォーカスして、結果のことは忘れろ」
→自分がコントロールできる範囲に目標を設定する
毎日達成できる小さな目標を持って1日を始めよう
→小さな成功体験を積むことで、セルフイメージは確実に改善されていく
プロセスを明確にすればするほど、結果に結びつく
なぜ、うまくいく人はがんばらないのか?
→”うまくいく”ことが当然だと思って行動している
気合や意志の力で頑張ろうとしても、長くは続かない
→人間はしんどいと思っていることを長く続けられない
自分を不幸にしない習慣
【許す】
自分を批判して、自分を傷つけたり、痛めつけたりするのをやめる
→ダメな自分のセルフイメージが強化され、より悪い方に進んでいくから
間違い = ネガティブフィードバック 失敗ではない
成功する人は間違いを失敗だと思わない
自分に優しくなる 他人の不完全さを受け入れる
【忘れる】
失敗した時の記憶を忘れ、成功した時の記憶だけを再生する
【リラックスする時間を持つ】
1日10分 リラックスして何も考えない時間を持つ
→現実逃避してもいい
【小さな成功を重ねる】
成功は成功のもと
→成功のフィーリングを何度も体験する
【事実と意見を切り離す】
イメージトレーニング
1日15分 あなたが望む状況「幸せに成功している自分」をイメージする
→達成した充実感、勝利感を先に味わう
成功のイメージが定着して、モチベーションが上がり、その方向に進んでいく
成功したイメージだけを頭の中で再生する
イメージには行動を生み出す力がある
その仕事をやっている自分、その仕事をやりきっている自分を1分間だけ想像する
→プロセスのイメージトレーニング
幸せの習慣
幸せとは習慣である
→どんな出来事にも、明るく反応できる習慣
些細なことからも楽しみや感謝、満足を見つけることができる習慣
事実があって、その事実を解釈して、その解釈に対して行動・反応している
事実や出来事自体に、あなたを幸せにしたり不幸にしたりする力はない
→幸せは自分のなかにある
【笑顔】
表情と感情は切り離せない
笑顔でいる時、不満やフラストレーションを感じることはできない
【他人と比べない】
→嫉妬心や劣等感しか生まない
自分自身と比べる
幸せは自分の内側から生まれるものであり、外側からもたらされるものではない
【自分と友達になる】
自分のセルフイメージと友達になれれば、孤独になることはない
【他人に好かれようとしない】
相手に何も求めない
【過去を作りなおす】
過去は変えられないが、過去の出来事への解釈は変えることが出来る
【ポジティブ・リアクション】
欠点だらけの自分に満足する
起きてしまった出来事や事実に対してポジティブな解釈、反応をする
現実を受け入れて、乗り越える
出来事→解釈→反応
反応はコントロールできる、自分で選ぶことができる
【心配しない】
9割以上の出来事は現実にならない
どれだけ心配しても、問題は解決しない
【批判に無神経になる】
批判する人は自分の人生に責任は取ってくれない
「自分の意思で左右できるのは、他人の評価に対する自分の態度だけだ」
自分がそれに対して、どう反応するか
エクササイズ
心の映画館
頭の中に流れる映像をコントロールする
昔はできなかったこと、無理だと思っていたことが今では簡単にできている
毎日小さなゴールを達成する
毎日、達成可能な、小さなゴールを持つ
毎日続ければ、習慣として定着する
→成功の習慣ができる
感想
幸せとは「どんな出来事にも、明るく反応できる習慣」だと知って、なるほどなぁと納得した。
起きた出来事は変えられないけど、その出来事への反応は自分で選ぶことができる。
よくポジティブ思考で物事を考えようと言われるけど、ここに繋がってくるのか。
今日出来なかったことを数えてばかりで、毎日しんどかった。
そうではなく、同じ出来事からも楽しさや感謝、満足感を見つけられるようにしよう。
この本にも書いてあるように「幸せは自分の中にある」
つまりは自分で生み出せるのである。
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