Google AdSense広告のクリック率改善のためにやったこと
7月後半からGoogle AdSense(グーグル アドセンス)のクリック率がものすごく低くなりました。
その改善策を書きました。
Google AdSenseをなぜ入れているか
『よざくらぐみ(このサイトの名前)』は文章がメインのサイトです。
画像が少なく、読みにくさを感じている方もいらっしゃると思います。
これは画像だけが多く、情報が少ないサイトになるのが嫌でそうしてあります。
どこかで見たようなおしゃれな画像、判を押したように同じようなサイト、だけど肝心の情報が薄い……。
俗に言う「いかがでしたか」ブログですね。
そうなるのが嫌で、必要な画像以外は入れていません。
ですが、画像が1枚もなく、文章だけのサイトが読みにくいのも事実です。
そこでGoogle AdSenseの広告を画像代わりに差し込んで、小休止をとれるような構成にしています。
差し込んでいる場所は、
記事上部
記事のだいたい30%くらいの地点
記事のだいたい80%くらいの地点
記事下部
の4つです。
記事上部と記事下部では、リンク広告とテキスト&イメージ広告。
30%と80%の地点では、記事内広告とテキスト&イメージ広告。
が表示されます。
いちいち広告コードを挿入するのも手間なので、WPプラグインのAd Inserterですべて制御しています。
7月後半からAdSenseのクリック率が低くなった
さて、このAdSense広告ですが、7月後半からクリック率が低くなりました。
著しくスパっとクリックされなくなったんですね。
その理由が分からず、試行錯誤していたのですが、ほぼ元通りに戻りましたのでやったことを書いておきます。
いつもは、AdSenseのメモに書いて終了なのですが、自分用のメモを不特定多数に向けての記事にするというのも自分の力に繋がるかな?と思いましたので。
①.同じ広告ばかりが表示されていた→広告をブロック
何度かサイトをリロードして、表示される広告を見ていると、同じ広告ばかりが表示されることに気づきました。
AdSense広告はその人にあった広告が表示されると何かで見たことがありました。
それなのかな?と思っていたのですが、いくらなんでも……というレベル。
ガソリン?の広告とWi-Fiルーターの広告ばかりが表示されます。
このサイトに来た人がガソリンやWi-Fiルーターの広告に興味を持つとは思えません。
広告を見て「ガソリンかぁ……ちょっと買っておくか……」とか「ルーターちょっと見てみようかな」となるイメージが湧かない。
ガソリンが欲しかったら直接サイトなりガソリンの銘柄を検索してそのサイトに行くでしょう。
Wi-Fiルーターも同じです。
これらをブロックしました(このサイトでは表示しないようにした)。
②.表示される広告の見直しをした
ガソリンやWi-Fiルーターの広告から、このサイトに来る人が興味のなさそうな広告が表示されていることがわかりました。
そこで、このサイトで表示されるAdSense広告のカテゴリを見直しました。
ずいぶん昔にいじった記憶はあったのですが、そのまま放置状態ですっかり忘れていました。
表示される広告カテゴリを見ていると、うーん……。
例えば禁酒の記事を書いているのですが、アルコールの広告が表示されるようになっていました。
もし検索エンジンから禁酒の記事にたどり着いた人に、アルコールの広告が表示されていたとしたら……。
申し訳なく思います(ごめんなさい)。
法律・行政や不動産、車両などもこのサイトに来る人があまり興味なさそうな。
そういった、このサイトと表示される広告のカテゴリのズレを見直しました。
③.広告レビュー センターにたまっていた広告を審査した
900件ほどたまっていました。
以前はハミガキしているときに眺めていたのですが、いつからか別のことをするようになってたまっていました。
→広告レビューセンターの審査前広告を歯磨きしていても、すべて審査済み広告に変える方法
クリック率とは関係がないと思いますが、一応書いておきます。
④.不愉快な表現がある広告をブロックした
上記3つをやってから、しばらく放置して様子見をしました。
クリック率は元に戻りつつありましたが、まだ完全に元通りとは言えない。
何回かリロードを繰り返して表示される広告を眺めていると、とある漫画の広告がひっかかりました。
広告を見た人が不愉快な気分になったり、嫌な気分になることが予想されます。
いじめや虐待、ゴキブリのえげつないものなど……。
そういった漫画自体はいいのです。
ですが、記事を読んでいて、急にそんな広告が表示されたら、嫌な気分になりますよね。
読んでいる人にはどんな広告が表示されるかわからないし、選ぶこともできません。
まるで広告の当たり屋状態になっています。
私もその広告を見て、嫌な気分になりました。
運営者が嫌な気分になる広告をそのまま表示させたくはありませんので、ブロック。
ですが、しばらくすると、また別の会社の漫画広告が……。
漫画サイト全体でこういったネガティブな広告が流行っているのでしょうか。
これで反応が取れるのか?
「こういった不愉快な表現の広告をだしているサイトを一律でブロックできないものか……」
とこちらのサイトを参考にすべてブロックしました。
→Googleアドセンスで「不快な広告」を出なくする方法:ヨッセンス
こんなにあるんですね。
無事に改善された
上記4つの改善策を行ったら、クリック率は元の数値を飛び越えて、少しだけ上がりました。
- このサイトに来た人が興味のある広告と表示される広告のズレが小さくなった
- 毎回表示される「欲しければ直接サイトに見に行くよ」タイプの広告がなくなったので、他の広告が表示されるようになった
この2つが要因でしょうか。
ここに書いた改善策はどれも初歩的なことです。
ですが、思うにAdSense広告を表示しているサイトの中で、こういったメンテナンスをしているところが少ないのでしょう。
毎回表示される広告はその他大勢のサイトでも毎回表示されています。
そうなると、その広告をブロックしただけで、その他大勢のサイトとは違う広告が表示されるわけですから、見る人にとっては目新しい広告である確率が高いですよね。
目新しいから、クリック率も上がる。
興味があるジャンルの広告だから、クリック率も上がる。
AdSense広告のクリック率を上げる1番いい方法
ここからは余談なのですが、クリック率を上げる1番いい方法はヒートマップを使用して、記事ひとつひとつに対して、適切な場所に配置していく方法だと思います。
記事の離脱ポイントにAdSense広告を配置しておけばいい。
以前やっていたこともあります。
しかし、この方法はとにかく手間がかかります。
ヒートマップでの計測をするのにも、ある程度の時間が必要です。
また、記事も書いて終わりというわけではなく、定期的に書きなおしています。
最適なポイントに記事を配置したとしても、書き直した記事とでは離脱ポイントが違うこともあります。
そうなると、またヒートマップでの計測からやり直しです。
うーん。
今のところ、Ad Inserterでの制御が1番ベストな方法なのかな?と落ち着いています。
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