何を選んでも”Sorry this track is not available”で再生できないmps-youtubeを解決する
全曲"Sorry this track is not available"
ターミナルですべて完結すればいいのに
YouTubeを開きながらネットを見ていると、たまにカクついたり、フリーズします。
PCが非力なのです。
そこでmpvを使用してターミナルからYouTubeで音楽を聞いていました。
ブラウザからYouTubeを検索して、聞きたい動画のURLをコピー。
そのURLを mpv 〜(聞きたい動画のURL) –no-video でようやくターミナルから聞けるようになります。
でも、いかんせん面倒。
ターミナルから聞くんだから、すべてターミナルで完結すればいいのに。
そこでたどり着いたのが、mps-youtube(mpsyt)でした。
mps-youtube
mpsytはLinuxだけではなく、WindowsやMacでも関係なく再生可能です。
Ubuntu
mps-youtube/mps-youtube:GitHub より引用
You can install mps-youtube directly from the official repositories:
[sudo] apt install mps-youtube
mpsytの公式にもこのように書かれていましたので、これでインストールしました。
しかし再生できない。
何を選んでも"Sorry this track is not available"と表示されます。
調べるとaptではなく、pip3コマンド(Pythonのパッケージ管理コマンド。mpsytはPythonで書かれているようなので)を使ってインストールしたほうがいいらしい。
aptでインストールされたmps-youtubeは更新されていない古いもののよう。
2019年3月13日現在のmps-youtubeのバージョンはv0.2.8。
対してaptでインストールされたmpsytはv0.2.7.1でした。
すべて削除して最初から
いったんすべて削除して、pip3で入れ直します。
sudo apt remove mps-youtube
そして、
pip3 install --user mps-youtube
ですが、これはCommand 'pip3’ not foundと怒られます。
but can be installed with:sudo apt install python3-pipということなので、pip3コマンドを使うためにインストールします。再び、
pip3 install --user mps-youtube
これでようやくmpsytがよびだせるようになり(v0.2.8)、音楽も聞けるようになりました。
ターミナルで完結するmpsytは便利
mpsytは本当に便利で /(検索したい言葉) で検索できますし、リピート再生も repeat (番号)でOKです。
例えば「jazz」で検索したければ /jazzですし、「雨」だったら /雨ですね。
検索結果でallと打てば、1番から順に再生されますし、5番をリピートで再生したければ、repeat 5 です。
ブラウザとターミナルを行き来していたのが、ターミナルですべて完結します。
便利。
mpsytの使い方が分からなければ、hを押してヘルプを読んでください。
シャッフル再生やプレイリストなどの機能もあるのですが、英語に抵抗がある方はこちらのサイトに詳しく載っています。
→ターミナルからYoutubeの音楽を聴く”mps-youtube”:ENHANCE(エンハンス)
この記事を読んでもダメ、再生されないという場合は、こちらのサイトにさらにわかりやすく書かれています。
参考にどうぞ。
→`mpsyt` (mps-youtube)で検索に表示されない:KEINOSの日記™️
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