SRST failed (errno=-16) になり続ける意外な原因

11/23/2023PC&スマートフォンの記事

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PCが突然フリーズ。
仕方がないので、再起動をすると、

SRST failed (errno=-16)
SRST failed (errno=-16)
SRST failed (errno=-16)

という表示がでて、進まない。
なんだこれ?

原因:SATAケーブルが微妙に外れていた

ata1.00: SRST failed(errno=-16)
これはHDDを読み込むことができないときに発生するエラーメッセージです。

ata1.00: SRST failed(errno=-16) と出る場合 : ぺんたん info より引用

らしい。

PCを開いて、SSD周辺を確認してみると、確かにSSDと繋がっているSATAケーブルが微妙に外れていた。
完全に外れているわけではなくて、端子を右に左に引っ張って、わずかに斜めになったのをそのままにしたみたいな状態。

差し直したら、PCがいつも通り立ち上がった。
解決。

かと思いきや、、、

しばらくすると、また再発。
PCを開いて、差し直すと、復活。また再発。復活。

流石にこの状態はおかしいと思い、また原因を探した。

このサイトの記事が同じような状態で、原因は「SATAケーブル」にあったらしい。
「ATA6.00 :SRST failed(errno=-16)」エラー : TOSHIO-WEB

SATAケーブルが原因は確かにありそうだ。
でも、気になることがある。

毎回、微妙に斜めになっていたりなかったり

SSDを繋いでいるSATAケーブルの端子が微妙に斜めになっている状態。
差し直しても、斜めになっていることがある。
斜めになっていなくても SRST failed のエラーが出ることはあったので、関係ないのか?
でも、気になる。

「端子がゆるくなっているのが原因だから、やっぱりSATAケーブル買い替えかなぁ」とも思いつつ。
ここで天啓が降りた。

根本的な原因:横置き

そういえば、最近デスクトップPC本体を縦置きから横置きにした。
横置きにしてから SRST failed のエラーが出始めた。
横置きが原因かもしれない。

PCを開いて、横置きで変わったことを考えた。
しばらくして「SSDの重さで端子が微妙に抜けていって、このエラーがでるのではないか?」という結論に。

というのも、SSDは固定せずにSATAケーブルに繋いでいた状態。
それでも、縦置きの時はSSDの側面が接地面についていて、安定していた。

それが、横置きになると、ケーブルの長さの関係で端子側が持ち上がっている状態になっていた。
反対側が接地面についていて、ケーブルが無理やり持ち上げているので、端子部分に力がかかり、抜けていく。

といっても、SSDの重さ自体は大したことがないので、完全に抜けることはない。
だから、微妙に抜けている状態になっていたのだと思う。
斜めになってなくてもエラーがでていたのも、肉眼で分からないだけで、ギリギリSSDを認識するかしないかのところで抜けていたのだろう。

これが原因なら、フリーズのタイミングに再現性がないのも納得。

SSDの下に木材を置いた

とりあえず、SSDの下に木材を置いて、完全に横になるように調節した。
この状態で1週間ほど使っているが、エラーはでなくなった。

やはり横置きが原因だったらしい。

とはいえ、SATAケーブルがゆるくなっているのは事実なので、買い替えは必要かも。

最後に

最近変わったことから考えていけば、すぐに辿り着けそうな原因だった。
だが、最初にSATAケーブルが原因とあり、抜き差しで解決もできてしまったので、次もケーブルばかりに原因を探していた。

解決に時間がかかったなぁ。

11/23/2023PC&スマートフォンの記事

Posted by hanami yozakura