2つの会社の違いから考える『信頼』の条件とは

06/29/2019日記

これからお話することは実話です。
信頼される会社と信頼されない会社の違いについてです。

とある書類が道に落ちていたのです

物語はここから始まります。

いつものようにスーパーへ買い物に向かっているときのこと。

車道を渡るときに、何やら白い紙が落ちているのが分かりました。
それは、車道ギリギリの歩道に落ちていて、風でバサバサと踊るようにめくれていました。

そんなにバサバサしていたら「なんだろう?」と気になりますよね。
もう少しで車のタイヤに踏み潰されそうなところを救出。

そのファイルには、20枚ほどのA4用紙が留めてあり、表紙には『○○会社様』と書かれていました。
そして、社外秘とも。

「これは重要な書類だよなぁ……中身を見てもいいものなのだろうか?」

そう思いましたが、中身を見ないことにはこの書類の出処が分かりません。
仕方がない。

どうやらこの書類は何かの発注書?のようです。

△△会社 担当 □□ □□
と書かれているのも発見しました。

この書類を再度落として見てみぬふりをすることもできましたが、それもなぁ。
でも、ここに置いておけば気づいてまた取りにくるかも?

どうするべきかパッと決められず、とりあえず持って帰ることにします。
そして、会社の名前で調べてみます。

すると……

なんと、県外の会社ではありませんか!
会社のホームページに載っている所在地から100kmは離れたところに落としていますよ……。

このファイルどうする?

とりあえず電話をしてみます。

プルルルル・・・プルルルル・・・ガチャ

△△会社 「はい。△△会社です」

私 「えっと、あの……えっと」

電話をしたはいいのですが、何と言うか考えていなかったので、言葉に詰まってしまいました。

私 「えっと、道でですね、△△会社と書かれている書類を拾いまして……一番上にでてきたのがそちらのホームページだったので、お電話させて頂きました」

私 「表紙には○○会社様、その右上にNo.12345とあります。中には△△会社 担当 □□ □□とあります。」

△△会社 「確認しますので、少々お待ちください」

△△会社 「おまたせ致しました。その書類は弊社の書類でした……。拾って頂きありがとうございます。大変申し訳ございませんが、その書類をこちらに送っていただくことはできますでしょうか?」

私 「はい、大丈夫です」

△△会社 「本当に申し訳ございません。住所は○○県○○市○○1-2-3です。後日落とした者にお礼のお電話と落とした場所や状況などを詳しく聞かせますので、電話番号をお聞きしてもよろしいでしょうか?」

私 「はい。電話番号は123-456-7890です」

△△会社 「ありがとうございます。この度は本当に申し訳ございません。よろしくお願いいたします」

このような流れで終わりました。

まあ、そうだよね

その時期はちょうど年末。
郵便局はものすごく混んでいました。

「これに並ぶのか」と思いましたが、着払いの封筒の送り方を知らなかったので(コンビニでも送れる?)仕方がありません。

並びました。
そして、発送をしました。

そこから、もう2月も中旬ですが、その会社からは電話も何も連絡はありません。

一方、もうひとつの会社

別の話になるのですが、いつも見ているサイトがあります。
ためになる情報がいっぱい。

そして、そのサイトの文章をまるまるコピペして載せている別のサイトを見つけてしまいました。

リライト(自分で書き直す作業)とか引用とかそういった次元ではなく、一言一句すべてコピーして、あたかも自分が書いたかのようにしてありました。

無断転載

たちが悪いのが、Googleの検索順位では、無断転載している方が上位に来ています。
本物が書いたサイトより、無断転載しているサイトの方がGoogleの評価が高いなんて信じられませんよね。
ありえない。

「これはいくらなんでもやばいのではないか・・・?」と本物のサイト(転載元)の運営にメールをします。

  • サイトの文章がそのままコピペしてあり、無断転載されていること
  • しかも1つではなく、複数あること

その旨を書いて送りました。

後日、その会社からは「まったく知らなかった。教えてくれてありがとう!」という内容のメールが届きました。
それから数日して、その会社から電話がありました。

コピペしていたサイトの存在を把握していなかったこと。
コピペサイトの削除依頼をだしたこと(記事の削除ではなく、サイト自体の削除)。

無断転載ということで弁護士に相談すると言っていました。
そして、改めて電話にて「ありがとうございました」と。

2つの会社の違い

電話にて詳しい場所や状況について聞きたいと言ってきたのに、未だにアクションがない会社。
即反応があり、現状と今後の対応を伝えてくれた会社。

この2つの会社の違いはなんでしょうか?

最初の方の会社は、また同じようなことをやるんだろうなと思っています。
自分から言い出したことができていないし、それを改善しようという気持ちが全く見えてこないから。

社外秘の書類なのに……。

その反面、後の会社は、ものすごくきちんとした会社だなと感じます。
現状をきちんと伝えてくれて、今後の対応も教えてくれたから。

あなたはどちらの会社を『信頼』できますか?

自分から言い出したことがきちんとできなければ、信頼されません。
いくら誠実な言葉で対応しようとも、行動で本心がバレてしまうのです。

重要な書類ではないのでしょうか?
どこに行ったかわからない状態でも良かったのでしょうか?
あのまま、野ざらしでタイヤに踏み潰されてぐしゃぐしゃのまま、放置されていても良かったのでしょうか?

この会社が取るべきだった行動とは?

あなたは今、どちらの会社でしょうか?

自分の言ったことをしっかりと行動に起こしていますか?
言葉と行動は離れれば離れるほど、信頼とは程遠い人生を送ることになってしまいます。

信頼される会社を通じて、信頼される人物像も見えてきたはずです。

あなたは今、どちらの会社なのか考えてみてください。

06/29/2019日記

Posted by hanami yozakura