あなたにも”必ず”起こる悲劇

11/14/2018PC&スマートフォンの記事,ご注意ください

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今日は私におこった悲劇(になる寸前のこと)について書いておきます。
私のバカな過ちを踏み台にして、あなたはこんなことにならないように……。

いつも通り、LibreOffice(エクセルのようなものです)でシートの編集をしていました。

あなたにも毎日エクセルを使ってやることがありませんか?
それをイメージしてください。

受け継がれてきたファイル

月のはじめになると、今まで編集してきたファイルをコピーして新しいファイル名にします。
説明しますね。

今は2018年の11月14日です。
これが2018年の11月1日に戻ったとしましょう。

今まで編集してきたファイル名は"○○_201810″となっています。
これをコピーして、"○○_201811″とするんです。

コピーしたら10月のデータを削除して、11月用に直して11月のデータを入力していく……。

毎月毎月こうやってデータが受け継がれてきました。

そのはずだった

今月も同じようにコピーしたつもりでした。
しかし、11月10日になってようやく気付いたのです。

10月のデータに上書きして、そのまま記載していたことを。

つまり10月のデータがない!

復元方法を探す

なんとか復元できないものかと方法を探します。

まずはLibreOfficeから。
どうやらバックアップファイルが作られているようですが……。

ツール → オプション → 読み込み / 保存 → 全般 を選択します。
常時バックアップコピーの作成 チェックボックスをオンにします。

常時バックアップコピーの作成 オプションが選択されている場合、ファイルの現在のバージョンを保存するたびに、ファイルの古いバージョンはバックアップディレクトリに保存されます。

ドキュメントを自動的に保存する:The LibreOffice Help Window より引用

どうやら、『 常時バックアップコピーの作成 』にチェックが入っていないと、バックアップファイルは作成されないようです。

チェックは外してありました。
動作を軽くするために?

残念。

Dropboxは?

今までのファイルはすべてDropboxにも保存してあります。
PCのHDDが急に壊れて、中のデータが復旧できないなんて状況は困りますので。

重要なものはできるだけPCの外側にも。
保存しておくようにしています。

しかも、Dropboxにもバックアップをとっておいてくれる機能があったんですね。
30日前のものまで遡れるようです。

dropbox.com にログインします。
ファイル]をクリックして、前のバージョンを表示するファイルを選択します。
ファイルにカーソルを合わせ、左側に表示されるチェックボックスをオンにします。
バージョン履歴]をクリックします。
バージョンを 1 つ選択してプレビュー表示します。
前のバージョンを復元するには、[復元]ボタンをクリックします。

ファイルの前のバージョンを表示する方法:ヘルプセンター – Dropbox ヘルプ – Dropbox Help Center より引用

Dropboxが自動でバックアップファイルを作ってくれていたおかげで、10月のデータを失うことはありませんでした。

よかった。よかった。

あなたは大丈夫?

今回の一件があるまで、Dropboxがバックアップを自動で作ってくれていることなんて知りませんでした。

本当にありがとう。Dropbox。
私はDropboxに助けられて、なんとか事無きを得ましたが……。

あなたは大丈夫でしょうか?

重要なファイルやフォルダ、データがもしも消えてしまったときのことを想定してありますか?
しっかりと対策をしていますか?

「やばい。データが消えた……」
そんなときがいつかは来ます。

もちろん、バックアップを取るだけではだめですよ。
復元がきちんとできるまでがプロセスです。
バックアップは簡単だけど、復元はものすごく面倒なソフトも中にはありますから。

私のバカな過ちから、あなたも『いつか来る悲劇』への対策は大丈夫かどうか確認してください。
必ず来ますから。

5年後か、3年後。1年後かもしれません。
もしかしたら明日?

PS.バックアップはHDDの中、HDDの外、両方あったほうがいいだろうと思い、『常時バックアップコピーの作成』にチェックをいれておきました。

『常時バックアップコピーの作成』にチェックしている画像が表示されています。
『常時バックアップコピーの作成』にチェック!