魅力的な商品だけではどんなに売りたくても売れない

04/29/2018日記

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「この商品はすばらしい」
「なのに……どうして売れないんだ……?」

今もそうやって悩んでいませんか?

売れる商品でも……

あなたが売っているものはきっと魅力的な商品でしょう。
なのに売れないのは、どうしてなのでしょうか?

それは……。
きっと足りていないからではないでしょうか?

魅力的な商品には、正しい価値を伝えるセールスマンを。
魅力的な商品には、正しい価値が伝わる文章を。

あなたがどんなに魅力的な商品を売っていたとしても、価値を伝えるセールスマンがいなければ、価値が伝わる文章でなければ、欲しいと思う人はいないでしょう。

2つのりんごのお話

あなたはいつものように近所のスーパーに買いものに行きました。
入ると、2つのりんごが売られています。

『150円』『30,000円』となぐり書きされた値札も見えました。
それを見たらどう思うでしょう?

きっとあなたはこう思うのではないでしょうか。

「なんでこのりんごは30,000円なのだろう」
「普通のりんごがこんなに高いわけがないじゃないか」
「何かの間違いだ。きっと300円とかだろう」

30,000円のりんごにこんな疑問を持つのは当たり前ですよね。
そんな状態で置かれている30,000円のりんご……誰が買うのでしょう?

もしも、あなたがそのときにりんごを食べたかったとしても……迷わず150円のりんごを買いますよね?

なぜ30,000円なのか。
150円のりんごとは一体何が違うのか。

その説明がないからです。

価値を伝える人

次の日もあなたは同じスーパーに買いものに行きました。
今度は30,000円のりんごの横には、50代くらいのおばちゃんがいます。

周りには5人ほど集まっていました。
おばちゃんの話を聞きながら、みんな30,000円のりんごを見ています。

昨日から30,000円のりんごが気になっているあなたも同じように見ていると、おばちゃんの声が聞こえてきました……。

「この30,000円のりんごはりんごの中でも選ばれたりんごなの。収穫できた、りんごの中でも大体1%くらいかな。10,000個とったら、たったの100個だけ。今年は台風もあったから収穫された数自体が少なくてね。3000個くらいしかとれなかったの」

「全国で3000個だけだよ! この地域にはここにある30個だけ。農薬を使っていないから皮ごと食べても大丈夫。農薬を使うとりんごは甘くなるんだけどね。これは農薬使っていないから、りんごだけの純粋な甘さだよ」

30,000円のりんごを食べてみたくなりませんか?
少なくとも、なぜ30,000円の価値のあるりんごなのかは分かりましたよね。

  • りんごの中でも選ばれた『特選』のりんごだから、希少価値が高い
  • 今年は台風もあったからさらに価値が高くなっている
  • 純粋なりんご本来の味を楽しめる

そんなりんごは一体どんな味がするんでしょう。

こんなりんご誰だって食べてみたい

説明がない状態で売られていた時とは大違いです。
30,000円払っても、買っていく人はいるでしょう。

しかし、おばちゃんのように上手く説明できる人ばかりではありません。

もしも、りんごのことをよく分かっていない人が隣で話していたら……。
りんごの価値を正しく伝えることができていなかったら……。

私たちの頭の中の疑問も解決できません。

「30,000円の値札がついたよくわからないりんご」として、みんな素通りしていきます。

これが『冒頭の魅力的な商品には、正しい価値を伝えるセールスマンを』につながります。

りんごの近くにいるのは誰?

それでは『魅力的な商品には、正しい価値が伝わる文章を』
これは一体?

たとえばですが、この30,000円のりんごをあなたがネット販売することになったとしたら……。
どうしますか?

とりあえずサイト作りから始めるでしょうか?
色々なメルマガやDM、チラシなどで売り出そうとするかもしれません。

そのとき、このりんごの近くにいるのは誰なのでしょう。
近くにおばちゃんはいません。

いるのは……あなたが書く文章だけ。
つまりあなたの文章がセールスマンの力量になります。

『魅力的な商品には、正しい価値が伝わる文章を』
その意味がわかっていただけましたか?

最後に

正しい価値を伝えるセールスマンを生み出すには、勉強しなくてはならない課題点がたくさん見えてきます。
もっと勉強しなくては。

P.S.文章の中のりんごはすべてフィクションです。

【2018/9/26 追記】
文章のニュアンスそのままに記事を書き直しました。

04/29/2018日記

Posted by hanami yozakura