Simplenote からの脱却

PC&スマートフォンの記事

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結構、長いこと Simplenote を使ってきた。
洗練されたメモ帳アプリ『Simplenote(シンプルノート)』はサクサク動いて使いやすい

この記事を書いたのが、2018年だった。
ということはかれこれ6年間も使ってきたことになる。
6年……!!

こんな形でお別れになるなんて、、

消えたピン留め記事

その時は6つのノートをピン留めしていた。
記事のネタだったり、チェックリスト、気になったことまとめなど、、
基本的に毎日見ていたノートばかりだった。

ある日のこと。
いつもどおりにノートを開くと、ピン留めしていたノートが4つになっている。
どこ行った?

ピン留めが解除されて、普通のノートに戻ってしまったのか、ゴミ箱に行ってしまったのか、一通り見たが、ない。

Simplenote のサポートでも、なくなったメモはゴミ箱か、メモの履歴に残っているとある。
Simplenote 作成したノートの消失、更新内容の消失 : Simplenote

ゴミ箱にはないし、ノート自体が消えている。
履歴も確認のしようがない。

幸いにも、定期的にノートのバックアップは取っていたので、消えたノート自体はPC本体に残っていた。
だが、最新ではないので、4分の1くらいの内容は消えてしまった。

愛想が尽きた

今までも、書いたメモが消えたり、内容が巻き戻ってしまうことはあったが、それでも使ってきた。
やっぱり使いやすいし、ノートの管理も楽だから。

同期が原因でノートが消えてしまうのはマイナスだが、毎回起こるわけでもない。
メリットの前では、微々たるデメリットに思えていた。

だが、今回の問題はどうしても許せなかった。
大切に置いておいたものが勝手に捨てられたような気分で、非常に不愉快だった(しかも、どこにも見つからない)。

さようなら Simplenote

もう、メインで使うのはやめにして、少しずつ脱却を図っている。

色々なメモは少しずつ整理して、新しいメモは「捨てアド」というサービスのメール作成画面に残している。
この記録方法は何かで見て、真似しているのだが、結構いい。

「捨てアド」にログインすれば、どのPCでも、スマホでも見れる。
スマホはアプリもあるし、同期は即時。

あくまでメールなので、複数のメモの内容を並行して管理できないのがキズ。
だが、その時は自分宛てにメールを送って、メモをまっさらに戻す。
たまったメモは受信メールとして複数管理できる。

工夫すれば、なんとかなるものだ。

別に Outlook でも Gmail でも良いのだが、捨てアドでメールを送ることはほとんどないので、この方法に落ち着いた。

ノートのバックアップはしておこう

この記事を読んでいるのは十中八九 Simplenote に不満を抱えた人だと思う。
使い続けるもよし、別のメモアプリを探すのもよし、メールでメモをとるのもよし。

ただ、ノートのバックアップは今すぐ取ってほしい。

Settings → Tools → Export notes でメモが入ったzipファイルをダウンロードできる。
中身にはノートごとに分けられたtxtファイルが入っている。

消えてからでは遅い。