『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』の答えをひとつずつ書いていくことにした
今のままでは90%の確率で人生最後の日を後悔しながら、死んでいくことになりそうです。
私も、そしておそらくあなたも。
あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問を読んだ
読みました。
冒頭に書いた『90%の確率で人生最後の日を後悔しながら、死んでいく』というのは、この本に書かれていたことです。
次の質問は、アメリカで、90歳以上のご老人に聞いたものです。
ひすいこたろう:あした死ぬかもよ 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 PP.2-3 より引用
「90年の人生を振り返って唯一後悔していることはなんですか?」
これに対して、なんと、90%の人が同じ答えでした。
衝撃を受け、その後もスラスラと読むことができました。
読み終わった後はなんというか、救われた。気がした。
でも、その気持ちは一過性のものでした。
救われた気持ちが今では自分の中に埋もれてしまって、輝きを失っています。
ひとつひとつの質問をしっかりと考えずに読んでしまったのが原因だろうと考えました。
読み終えるだけでは何も得られません。そして、読んだその瞬間だけしか救われないのです。
そこで、もう一度この本を読み、質問の答えをひとつずつ書いていくことにしました。
掴むのか?掴まないのか? 私は掴んで欲しい
あなたにも私と同じように、笑って死ぬために進むべき方向を教えてくれるコンパスが目の前にあります。
このコンパスを手を伸ばして掴もうとするのか、何もせずポケットに手を突っ込んだままでいるかはあなた次第です。
ですが、伝えておきます。
大多数の人は、そのコンパスにすら気付かずに生きているのです。
そして、あなたにはそのコンパスが認識できていて、手を伸ばせば掴める場所にいる。
笑って死ぬための一歩を踏み出しているのですよ。
では、質問0から。
・人生最後の日、なにに泣きたいほど後悔するだろう?
あと20秒で死にます。
あと10秒で死にます。
あと5秒で死にます。
3
2
1
……
…
.
.
.
あぁ。
あぁ……。
その瞬間思うのはきっと、『あのときもっと努力しておけばよかった。』
あのときもっと努力しておけばよかった
思い返せば努力をしてこなかった人生でした。
その時は、「もう精一杯頑張った」「もう頑張れない」と満足します。
ですが後々振り返ってみると、こんな言葉たちがゆっくりと泡のように浮かんできます。
「精一杯頑張ったって思いたいだけだろ?」
「つらいことやしんどいことをもうやりたくないだけだろ?」
「自分の限界を決めて、楽な道に逃げたいだけだろ?」
「お前はもっと頑張れたんじゃないか?」
私も同じだ。『逃げなかった』記憶が欲しい
漫画『3月のライオン』の主人公の桐山零は将棋のプロになってからも、一年遅れで学校に行っている理由を聞かれ、こう答えます。
でも多分『逃げなかった』って記憶が欲しかったんだと思います。
羽海野チカ:3月のライオン 2巻 P.49 より引用
今は、その言葉の意味が染みるように分かります。
努力することから逃げた記憶が1つでもあると、また同じように逃げることを考えます。
そして、逃げることが普通になり、逃げていることすら気付かなくなってしまうのです。
努力することはしんどいです。
辛いです。
毎日毎日積み上げることは簡単なことではありません。
ですが、今はそんな『逃げてしまった』記憶に後悔しています。
逃げたくって逃げたくって仕方がないときでも、『それでも努力した記憶』があれば、私は私の人生を誇ることができるのに。
いつも自分の限界を決めてしまっています。しかも"本当の"限界より小さく。
省エネで生きることに、慣れてしまいました。
笑って死ぬんだ
だから『それでも努力した記憶』が欲しい。
後悔はもう、したくない。
「お前はもっと頑張れたんじゃないか?」
なんて自分を疑いたくない。
何も積み上げてこなかった人生に。
何も努力してこなかった人生に。
何も残せていない自分に。
もう、ガッカリしたくないのです。
後悔したくない。後悔したくない。後悔したくない。
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