好きなことで生きていくためにたくさんの時間をかける
誰だって好きなことだけして生きていきたい。
そうですよね?
この記事には、『あした死ぬかもよ 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』にある『しつもん16』の私の答えと思ったことが書いてあります。
・なんのためにこの命を使いたい?
・あなたは、なんのために働いていますか?
自分が今生きていられるのは
ここに書かれている藤井一中尉のように、奥さんや子どもを差し出して、自分の命さえも差し出して、散っていった人がいました。
この日本を守るために。
未来の私たちを守るために。
「死んだらホタルになって戻ってくる」と残していった人。
片思いをしていた幼なじみにあるメッセージを送った人。
それぞれの人生がありました。
そんな4,400人の特攻隊の命が散ったことで、私たちは今こうして生きていられています。
あなたは自分の時間を何に使う?
バタフライ・エフェクトという言葉を知っていますか?
蝶の羽ばたきがめぐりめぐって、地球の裏側では竜巻になるという考え方です。
どんなささいなことでも、めぐりめぐると大きな変化となって現れる。
スマホやPC、電子レンジ、炊飯器、エアコンなどはいまや当たり前の家電ですよね?
私のテーブルに置いてあるセロハンテープやハサミ、シャーペンも当たり前のように生活に馴染んでいます。
しかし、どんなものにも、ひとつひとつ誕生秘話があります。
それぞれに物語があります。
『誰かの人生を良くしたい』
『誰かを笑顔にしたい』
『誰かを勇気づけたい』
始まりはそんな想いから。
誰かが人生の限りある貴重な時間を使って、それを生み出してくれたから今こうして使うことができています。
誰かがかけてくれた時間が、私たちの人生をより良くしてくれています。
だとすれば、あなたの時間は誰のために使うべきなのでしょうか?
山のように渡されてきたバトンを誰に渡すのでしょうか?
あなたは自分の命を何のために使いたいでしょうか?
私は……。
質問16の答え
ひとつ目
私は今、この文章を読んでくれているあなたのためにこの命を使いたい。
隣に座っているときに話しかけるように。
ゆっくりと。
ときには笑顔に。
ときには気付きを。
ときには励まして。
ときには寄り添うように。
たったひとりのあなたのために文章を書く。
たったひとりのあなたのためにこの命を使いたい。
ふたつ目
これもあなたのため。
と言いたいけれど、真っ先に浮かんできたのはお金のため。でした。
『好きなことで生きていく』
最近この言葉をよく聞きますよね。
素敵な言葉です。
ですが、この言葉が逃げるための言い訳に使われていることが多いように感じるのは私だけでしょうか?
○○が嫌だから、私は好きなことで生きるんだ!って。
好きなことで生きていける人は幸せですよね。
自分が好きなことと、得意なこと(もしくは仕事として続けていけること)は違う人がほとんどですから。
一致している人でさえ、たくさんの時間をかけて『好きなこと』をしているんだと思います。
だったら一致していない人は……その何倍も時間をかけなくちゃならない。
それが努力という言葉なのかもしれません。
楽しくてしょうがないのだから、努力だと思っていないのでしょうが。
とあるYouTuberがこう言っていました。
「好きなことで生きるのは楽しいけど、楽じゃない」
この言葉には重さを感じます。
あなたのために書いて、お金を稼ぐために書く
どちらか片方だけじゃだめです。
直列じゃなくて並列に繋がるように。
群れの中から飛び出して別の方向に進もうとしているのですから、人の何倍も時間をかけなくては。
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