何もない人生に後悔するのはもうたくさん
ひとつずつ考えてみてください。
この記事には、『あした死ぬかもよ 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』にある『しつもん21』の私の答えと思ったことが書いてあります。
①.半年後に死ぬとしたら、なにをしますか?
②.いまの会社をやめますか?
③.いまやっていることで、そのまま続けることはなんですか?
④.逆に、やめるものはなんですか?
⑤.では、明日死ぬとしたら、なにをしますか?
①.お世話になった人にお礼を言って回りたい
死ぬとわかったら、もう何も持ってはいけません。
相手に残せるものは自分の気持ちだけだと思います。
ひとりひとりに会って、居酒屋にでも行って、思い出話をしながら「ありがとう」と。
そう言いたい。
②.やめない
やめません。
きっとこれが転職だと思うから。
新卒で入った会社はすぐに辞めてしまいました。
それは自分がやっていることに意味を見出すことができなかったから。
「オレが言ったことをやっとけばそれでいいんだよ!」なんて、そんな言葉では納得できませんでした。
右の上司にやっとけと言われたことをやって、左の上司に「なぜやったんだ!」と怒られることも納得できませんでした。
段々と笑うことができなくなって、あそこでは「はい」しか喋っていない日が多くなっていきました。
固形物が食べられなり、サンドイッチしか喉に入らなくなりました。
雨でずぶ濡れになりながら、自転車を漕いだ朝。
かっぱを脱ぐのに手間取って、少しだけ乗り遅れた電車。
上野駅でのアナウンスを聞いたときに、気がついたら涙がでていました。
自分はいったい何のために働いている?
何のために? 何のために? 何のために……?
自分に何が起こっているのかわからず、どうしたらいいのかもわかりませんでした。
スーツを着ている人を横目にシャッターが閉まる店の前で、上司に電話をしました。
雨を眺めながら、これから自分は
どうなってしまうんだろう、どうなってしまうんだろう、どうなってしまうんだろうと不安でしょうがなかった。
でも、つながりませんでした。
「今電車なので、メッセージでお願いします」
そんな無機質なメッセージにまた、上司に失望しました。
そりゃあ、そうだよな。
私がどんな状態でも、上司には上司の世界があるし、気にも止めないでしょう。
上司には、私が今どんな状態なのかもわかっていないのだから。
歯車は交換すればいいだけですよね?
それは誰かのために
そんな経験があって、仕事とは何か? 働くとは何か? 考えることが多くなりました。
「お金のために働く」というのもなんだかピンとこないし、「肩書のため」というのもなんだかむなしく感じる。
そんなことをグルグル、グルグルとループしながら考えて行き着いたのは「誰かのため」でした。
当たり前のことだったけど、気づくのに時間がかかってしまった。
自分のためじゃなく、誰かのために働くことが自分には合っている。
誰かのために。
③.セールスライティング
「なんでもいいんだけどね。1000回、心を込めてやると運ばれちゃうよ」
ひすいこたろう:あした死ぬかもよ 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 P.178 より引用
逆をいえば1,000回心を込めてやらなければ、どこにも行くことはできないということですよね?
どこにもたどり着けない。
1日1回やったとして3年くらいでしょうか?
先は長いです。
でも、3年後の自分がためになることをしよう。
3年後の自分が「あのときやっていて良かった」と思えることをしよう。
私がたどり着いたのはセールスライティングであり、コピーでした。
言葉には力がある。
磨けば磨くほど、その深さに驚きます。
人を動かすコピーはすぐに身につけることはできないと思っています。
だからこそ、面白い。
苦しいこと、つらいことからは逃げてもいいと思う。
でも、自分が決めたことからは逃げたくない。
もう、逃げたくない。
何もない人生に後悔するのは、もうたくさんだ。
④.気がついたら、いろいろなものをやめていた
気がついたらいろいろなことをもうすでにやめていました。
たばこやギャンブルなど……。
お酒も昔ほどは飲まなくなりました。
好きなんですけれどね。
本当は必要ないけれど、惰性で続けていたものがパージされていっている感覚があります。
ムダを省いた暮らしがしょうに合っているのでしょう。
それに、何かを極めたいと思えば思うほど、何かを削らなければいけません。
どんな人にも、24時間しかありませんから。
限られた時間で一体何をするのか?
そのために捨てられるものは捨てて、やめられるものはやめて、時間を捻出しなければなりません。
人生っていろいろなことを手広くできるほどの時間はないんじゃないかな。
これと決めたものには突き進まないと。
⑤.手紙を書く
いろんな人に手紙を書きます。
動画を残してもいいけど、動画だとなんだか恥ずかしく感じるので。
それよりも手紙に書いてある文字の筆圧や、グジャグジャと何回も塗りつぶして書いて、塗りつぶして書いた言葉。
いろいろな感情をのせながら、いろいろな感情を隠しながら、書いた手紙を。
指でなぞりながら、触れながら、ゆっくりと読んで、愛してほしい。
お気に入りのクッキーの缶にしまって、ふとしたときに思い出して、読み返してほしいです。
私が生きていたことを忘れないでほしいから。
そんな手紙を書きます。
あなたは?
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